こんな時こそゆっくり確認、新年度オーダースーツのすすめ

投稿日:スタッフブログ

新年度を迎え、晴れて社会人になられた方、転勤や異動により地元を離れ、初めての土地でお仕事をスタートされる方も多い時期ですね。
心機一転、気持ちも新たにオーダースーツの新調をお考えの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、オーダースーツに興味があるけど、初めてなのでどういったものなのかイマイチ分からなかったり、不安でなかなか一歩を踏み出せない方に、分かり易くご説明いたします。

オーダースーツってどんなの?既製品とどう違うのか

既製品のスーツのサイズを合わせる際、まずはウエストサイズと身長をもとに
【Y、A、AB、B、E】(ウエストや胸囲のサイズ)と、

【4,5,6,7】(丈の長さ)の二つを組み合わせた、

【Y4】とか【AB5】とか【B6】等のサイズで組合わせます。

その際、
「ウエストで合わせると、いつもジャケットの丈が長すぎる。」

反対に、
「ジャケットをジャストサイズに合わすと、いつもスラックスがキツイ。」

また、ジャケットのサイズ感だけを見ても、
「肩は合ってるけど、胴回りがキツくて前ボタンが止まらない。」
「いつも袖が長い。」

などの、問題が生じることがあります。なぜこのような問題が起こるのかというと、メンズスーツの既製品は上下同じサイズで購入しなければならないからです。
既製品の場合、上下のサイズ感や丈感がばっちり合う方のほうが少ないのかもしれません。

そんなサイズやシルエットに関するお悩みや、既製品におけるデメリットを改善するために、オーダースーツは肩幅やお腹周りのサイズ、袖丈といったそれぞれのパーツのサイズを細分化することで、既製品では味わうことのできない着心地を感じることができるのです。

そして、もう一つのオーダースーツの良さはというと、生地やデザインの選択の幅が広いということ。
数えきれないほどの種類からの生地選びはもちろん、襟型やポケットの形など、たくさんのデザインの中から選択していく楽しさもオーダースーツの醍醐味でしょう。

オーダースーツの流れ

1.カウンセリング

主な着用のシーンや用途、ご希望のデザインやシルエット、現在お持ちのスーツの着用感のほか、スーツを着用される中でのお悩みもお伺いします。

例えば、

「営業の仕事なので車の運転も多く、いつもスラックスが先に破れる。」

「既製品だといつも上下のサイズが合わない。」

「お腹が出ているので肩幅を合わせても前ボタンが閉まらない。」

「筋トレをしていて既製品が全く合わない。」

など、お悩みは人それぞれ。

また、

「派手なスーツが着たい。」

「こんな感じのデザインにしたい。」

と、お持ちいただいたイメージ画像等をを見ながらのカウンセリングをすることもあります。

このようにじっくりとお話ししながら、進めていきます。

2.生地選び

カウンセリングが終わるとまずは生地選びから。

オーダースーツにおいて、いちばん【ワクワク】するのが生地選びです。

選んだ生地を肩にあて、全身鏡を見ながら仕上がりをイメージします。

スーツの生地に用いる主な素材は、羊毛を紡いだ糸で織ってできた【ウール】と呼ばれる素材です。そのほかに、麻【リネン】や【モヘア】、【カシミア】など季節や気候、気温等に応じた特殊な素材も多くあります。

オーダースーツ着用にあたって重視する部分それぞれ異なります。

実用性重視・・・通気性、保温性、伸縮性、防シワ
見た目重視・・・高級感、艶感、清涼感、暖かさ、派手な柄

など用途や時期、シーンによっても様々。

特にお仕事での着用であれば、【防シワ加工】されてあるものや、動きやすい【ストレッチ素材】、雨の多い時期に適した【撥水加工】などの特徴を持つ生地も多くあります。

また、国産をはじめイタリアやイギリスなど、生地の原産国によっても表情や質感は様々で、色や柄によっても相手に与える印象も変わります。

一般的な知識がない方でもスタッフがわかりやすく説明してまいります。

3.裏地、ボタン選び

表地が決まると、続いては裏地選び。

表地と相性の良い色や柄をあわせていきます。特に裏地は、ほとんど自分にしか見えない部分でもるので、スーツをオーダーされる方にとっては特にこだわる方も多いかもしれません。

ボタン選びも楽しい時間の一つですね。

重厚な水牛、ややカジュアルなナット、煌びやかな貝ボタン、ナチュラルなウッドボタン、アイビーなメタルボタンなど種類も豊富で、表生地との素材や色との相性で選んでいきます。

素材によって印象も変わりますね。

4.デザイン決め

まずは大まかなデザインから。

一般的な【シングルブレステッド】のほか、最近メディアや雑誌などでもよく見かける【ダブルブレステッド】をオーダーされる方も増えてきました。

フロントボタンの数や留める位置で印象は大きく変わってきます。

また、ポケットのデザインや裏地の仕様の種類も様々で、季節によって裏地の有無を選べたり、細かくご要望に添ってデザインも選ぶ事が出来ます。

オーソドックスなタイプのデザインはもちろん、トレンドに合わせたスタイルも自由に選択することができます。

お仕事用にかっちりとしたイメージにしたり、すこし遊びを利かせてカジュアルなイメージにしたりと、仕上がりのイメージを膨らませていきます。

このようにデザインの自由度の高いところもオーダースーツの良いところですね。

5.採寸、フィッティング

スーツを適正なサイズで仕立てるために、最も重要となってくるのが採寸です。

もちろんデザインも重要ですが、やはりスーツにおいて着心地は最も重要な部分であると言えます。

まず、肩幅、袖丈、胸囲、胴囲、ウエスト、ヒップ、着丈などをメジャーで細かく採寸していきます。

測った実寸をもとに、サイズの最良値を導き出し、着用の用途やお好みのシルエットなどをお聞きしながら、仕上がるスーツにどのくらいのゆとりをもたせるかを決めていきます。

ここで、タイト、ジャストサイズ、ゆったりといったお好みのシルエットを決めていきます。

さらに、いかり肩やなで方、猫背といった体型や骨格の向きに合わせた細かい調整を行い、より着心地やフィット感を良くしたり、着用した際に出るムダなシワを無くしていきます。

そして一か月後に待ちに待ったオーダースーツの完成です。

サイズ感、シルエット、着用感を細かくチェックし、お客様のもとへ。

まとめ

オーダースーツについて、あまりご存じない方、作りたいけど不安な方、よりフィットしたスーツを着たいとお思いの方であったり、とことん自分の好きなデザインにしたい方など、お悩みも人それぞれ。

様々なご要望やご希望に沿って仕立てることができるのも、オーダースーツならではの良さですね。

広島えびすテーラーはCovid-19の影響で5月1日現在、臨時休業中です。
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